2020年3月、Climate Bonds Initiative(CBI)は、日本のグリーンボンド市場のレポートを発表しました(英語本文PDFデータ日本語翻訳PDFデータ)。

以下は、同レポートの概要です。

  1. 2019年の日本の発行額は、年間発行で過去最高の計7867億円となり、2018年に比べ7割増となった。
  2. 累積発行総額は1兆8752億円に達した。これは、世界で9番目に大きい発行額である。
    この累計を資金使途別にみると、グリーンビルディングが最も多く38%を、再生可能エネルギーが2番目に多く29%を占める。
  3. 発行額の90%相当のグリーンボンドが、外部レビューを受けている。
  4. 今後、発行が期待される業種として、鉄道業界などが挙げられる。