2020年3月、Climate Bonds Initiative(CBI)は、廃棄物管理、資源効率、循環経済分野のグリーンボンドによる資金調達に関するレポートを発表しました(英語本文PDFデータ日本語翻訳PDFデータ)。

以下は、同レポートの概要です。

  1. 廃棄物管理を資金使途としているグリーンボンドの額は、現在4番目の規模だが、将来的にはポテンシャルのある領域である。
  2. 2019年、廃棄物を資金調達としている世界のグリーンボンドは、68億ドルである(2019年12月末時点)。これは、2019年の総発行額の4%に相当する。
  3. 海外の発行事例では、リサイクルの資金調達のためにグリーンボンドを発行している例がスイスやスウェーデンで見られる。
  4. 日本では資源効率に関する高い専門性があり、廃棄物管理に関するアジアのリーダーである。しかし、廃棄物管理に充当された調達資金は、累計発行総額の約5%(約800百万ドル)相当である。
  5. 日本は既に循環経済を推進しているが、今後、廃棄物管理や資源効率のみならず、循環経済やシェアリングエコノミーの資金調達もポテンシャルがある。