2019年3月、Climate Bonds Initiative(CBI)は、日本のグリーンボンド市場のレポートを発表しました(英語本文PDFデータ日本語翻訳PDFデータ)。

以下は、同レポートの概要です。

  1. 日本のグリーンボンド市場の成長は顕著であり、グリーンボンドの発行累計額は97億米ドルで、世界の国別ランキングで10位となった。
  2. 2018年の発行額は41億米ドルであった。これは、2017年比22%増であり、現時点での発行総額の42%にあたる。また、2018年国別ランキングでは12位である。
  3. 今後グリーンボンド発行に大きな可能性があるセクターとしては、低炭素住宅、輸送、認定林業、製紙、製造があげられる。また、公共セクターによる発行も期待できる。
  4. 日本の気候政策やグリーンボンド政策は、評価に値する。