近年、企業評価においてESG等の非財務情報の重要性が高まる中で、非財務情報開示の比較可能性・信頼性といった品質の向上が一層求められてきている。非財務情報開示については、これまで数多くのフレームワークが開発されてきたが、フレームワークが乱立していることにより、開示する企業にとっても情報利用者にとっても、混乱が生じている状況であった。そのため、情報の比較可能性等を改善し、情報の有用性を高めるために、非財務情報開示フレームワークを整理・統一する動きが出始めている。
下記の資料では、こうした動きのうち、各国の開示制度にも大きく影響を及ぼす可能性のある①EUの非財務情報開示指令改正の動き、②IFRS財団によるサステナビリティ基準審議会設立の動き、③GRIやSASB等のサステナビリティ開示フレームワーク5団体による包括的な企業開示に向けた協働作業の動きについてまとめています。