国内におけるグリーンローンの組成・融資への期待

2017年に国内初のグリーンローンが組成されて以降、再生可能エネルギーやグリーンビルディングへの資金使途を中心として組成されています。

国内のグリーンローン組成額の推移

イラスト:国内のグリーンローン組成額の推移グラフ
  • 2024年11月1日時点
  • 2014年~2023年の外貨建て発行分については1米ドル=110円、1ユーロ=135円、1豪ドル=90円にて円換算。
  • 2024年以降の外貨建て発行分については各年の報告省令レート1月分にて円換算。
  • 報告省令レート一覧 : https://www.boj.or.jp/about/services/tame/tame_rate/syorei/index.htm新しいタブまたはウィンドウで開く
  • 上記発行総額の増減には為替の変動による影響を含む。
  • 通貨ごとの発行総額は下表のとおり。
通貨 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
億円 0 0 0 157 140 652 806 1,628 8,022 9,474 6,596
億米ドル 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
億ユーロ 0 0 0 0 0 0 0 0 0.09 0 0
億豪ドル 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 資金調達者、金融機関、第三者評価機関のホームページ等をもとに環境省作成
  • *本データベースは原則として発行体・金融機関等が申告したラベリングに基づいて集計を行っており、環境省によるスクリーニングは実施していない。
  • *金額非開示の案件については、組成額には計上せず、件数のみ計上している。

海外の市場普及状況

2014年に最初のグリーンローンが組成されて以降、欧州、アジア太平洋地域を中心に組成がみられます。

世界のグリーンローン組成額の推移

イラスト:世界のグリーンローン組成額の推移グラフ
  • *グリーンローンは、出典元のEnvironmental Finance社のデータベースのラベルに準じる。データベース上のラベルは、原則として自己申告されたものに基づいており、同社独自のスクリーニング基準はない。また各通貨から米ドルへの為替換算はローンの決済日におけるOanda 社公表の為替レートに基づく。
  • 出典:Environmental Financeデータベースの2024年10月21日取得データを基に環境省作成

世界のグリーンローン組成額の推移(地域別)

イラスト:世界のグリーンローン組成額の推移(地域別)グラフ
  • *グリーンローンは、出典元のEnvironmental Finance社のデータベースのラベルに準じる。データベース上のラベルは、原則として自己申告されたものに基づいており、同社独自のスクリーニング基準はない。また各通貨から米ドルへの為替換算はローンの決済日におけるOanda 社公表の為替レートに基づく。
  • 出典:Environmental Financeデータベースの2024年10月21日取得データを基に環境省作成