国内におけるグリーンローンの組成・融資への期待
2017年に国内初のグリーンローンが組成されて以降、再生可能エネルギーやグリーンビルディングへの資金使途を中心として組成されています。
国内のグリーンローン組成額の推移
- 2024年9月20日時点
- 2014年~2023年の外貨建て発行分については1米ドル=110円、1ユーロ=135円、1豪ドル=90円にて円換算。
- 2024年以降の外貨建て発行分については各年の報告省令レート1月分にて円換算。
- 報告省令レート一覧 : https://www.boj.or.jp/about/services/tame/tame_rate/syorei/index.htm
- 上記発行総額の増減には為替の変動による影響を含む。
- 通貨ごとの発行総額は下表のとおり。
通貨 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
億円 | 0 | 0 | 0 | 157 | 140 | 652 | 806 | 1,628 | 8,022 | 9,474 | 5,559 |
億米ドル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
億ユーロ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.09 | 0 | 0 |
億豪ドル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
- 資金調達者、金融機関、第三者評価機関のホームページ等をもとに環境省作成
- *本データベースは原則として発行体・金融機関等が申告したラベリングに基づいて集計を行っており、環境省によるスクリーニングは実施していない。
- *金額非開示の案件については、組成額には計上せず、件数のみ計上している。
海外の市場普及状況
2014年に最初のグリーンローンが組成されて以降、欧州、アジア太平洋地域を中心に組成がみられます。
世界のグリーンローン組成額の推移
- *グリーンローンは、出典元のEnvironmental Finance社のデータベースのラベルに準じる。データベース上のラベルは、原則として自己申告されたものに基づいており、同社独自のスクリーニング基準はない。また各通貨から米ドルへの為替換算はローンの決済日におけるOanda 社公表の為替レートに基づく。
- 出典:Environmental Financeデータベースの2024年9月24日取得データを基に環境省作成
世界のグリーンローン組成額の推移(地域別)
- *グリーンローンは、出典元のEnvironmental Finance社のデータベースのラベルに準じる。データベース上のラベルは、原則として自己申告されたものに基づいており、同社独自のスクリーニング基準はない。また各通貨から米ドルへの為替換算はローンの決済日におけるOanda 社公表の為替レートに基づく。
- 出典:Environmental Financeデータベースの2024年9月24日取得データを基に環境省作成